切らずに子宮筋腫を小さくするには、食べるもの・ストレス・冷えなど…いろいろ改善すべきことはありますが、足裏などにある反射区(足つぼ)を刺激することで自然治癒力を高めていくことも、効果があるといわれています。
カラダの中で生じる老廃物は血液よりも重たいので、重力によって足に溜まります。
足の裏を指圧すると、「プチプチ」とか「ゴリゴリ」としたコリがあるのを感じると思いますが、それが老廃物。
最初はちょっと痛いけど、老廃物をもみほぐして血液に流してあげることで、尿として排泄(デトックス)されます。
「つぼ」を刺激することで「つぼに対応している器官も活性化される」ので、不調が改善していきます。
わたしも毎日足つぼマッサージをしていますが、子宮に対応しているツボがある内くるぶし周辺のコリが小さくなってきたなぁと思ったら、子宮筋腫がすこし小さくなっていたので、やはり足つぼは効果ある!と確信してます。
参考にしている本はこちら ↓
実は本のとおりにセルフマッサージすると、かなり痛いです。「えぐるような強さで」とか「彫刻刀で彫るように」とか鬼みたいなことが書いてあるのでご注意ください!
わたしは最初はその通りにはできずに手加減してしまいました。
慣れるとそれほど痛くないのですが、最初は痛いの覚悟で「子宮筋腫を小さくしたい」という方には全力でこちらの本をおすすめします。痛いのが苦手な方はやめておいたほうがよいかもしれません。
ということで、今回はわたしが実践している足つぼマッサージのセルフケア法をご紹介します。詳しくは「元気回復 足もみ力」を読んでみてくださいね。
目 次
セルフケアの準備と子宮筋腫に効く足つぼ
足裏をセルフマッサージするときは「棒」と「クリーム」が必要です。手の親指や関節だとどうしても力が入りにくいので、専用の足もみ棒を使われるのが良いかと思います。
足にクリームを塗るのは、皮膚をなめらかにして滑りやすくするためで、マッサージによる摩擦を防いでくれるからです。足裏マッサージ用の発水性クリームが適していますが「ニベア」でも代用できます。
マッサージで使う棒は、本で紹介されている「細長い棒」を試したら持ちにくかったので、握りやすさ重視でこちらの「特殊な形の木の棒」にしました。
足もみをする上で必ず守ること
- 食後1時間はもまない
- 足をもむ時に「はっ水(浸透しない)クリーム」を塗ること
- 左足から必ずもみ始めましょう
- 始めと終わりは排泄器官(副腎→腎臓→輸尿管→膀胱→尿道)を必ずもむ
- 足裏から膝上までまんべんなく、ゴリゴリをつぶすように痛いくらいにもむ
- もみ終えたら30分以内に白湯を500cc以上必ず飲む。5分だけもんでも同様
- 妊娠中や生理中もOK。どんどんもみましょう。※妊娠初期はプロの指導のもと
- 理想は1日両足で40分、時間がなければ5分でも!
- 病気中の方は5分からスタート
- 手術後は傷口が完治してからもみましょう
(「元気回復 足もみ力」P29より引用)
だいたい寝る前に足もみしてますが、本の通りじっくりやると両足で40分かかるので、早く寝たいときはは「基本ゾーン(排泄器官)」と「婦人科系ゾーン」を手短にゴリゴリやって10分くらいで終了にしちゃってます。
ちなみに…子宮筋腫に効く「婦人科系ゾーン」というのは、かかと・内くるぶし・外くるぶしの辺りです。
こんな感じでグリグリやっちゃってます。ポイントは「押した力が足のツボに90度直角になるように力いっぱい押圧すること」。棒を持っている手とは反対の手を足に添えると、より圧がかかりやすいですよ。
かならず足裏にたっぷりクリームを塗ってからマッサージしてくださいね。クリームを塗らないと棒が滑らなくて揉みにくいです。
ハンドクリームだとすぐ肌に浸透してしまって滑りがなくなってしまうのですが、ニベアなら大丈夫でした。
ちなみに、足つぼマッサージの後は「500ccの白湯をかならず飲むこと」と本には書いてあるのですが、実際はそんなに飲めません。
何度かチャレンジしてみたけど、夜中に2~3回トイレに起きるのが嫌なので、飲む量は200ccくらいにしています。
子宮筋腫の人に共通する足裏
子宮筋腫の人の足裏:かかとが大きく、ホルモンの分泌が悪いので親指が大きく、甲状腺のある親指周辺にタコができます。
子宮筋腫の人の足首:アキレス腱が埋まり、かかと周りに変な膨らみがあります。外くるぶしから10~15センチほどのところが詰まります。
(本書P100より引用)
まさか「子宮筋腫の人はこんな足裏と足首」みたいな共通点があるとは驚きました。
で、まさに!わたしもネイリストさんに驚かれるほど親指が大きくて、タコまではいかないけど、親指周辺の皮膚が固くなりやすいんです。
かかとも大きいし、かかと周りにぷくっとした変な膨らみもありました(アキレス腱はそれほど埋まってないけど)。
ということで…
- 卵巣のツボ(外くるぶし周辺)
- 子宮のツボ(内くるぶし周辺)
- 生殖器のツボ(かかと)
を棒でマッサージしながら老廃物をつぶしています。
不妊改善の鍵は「靴」と「かかと」
ヒールを履くと重心が足先に移り、前傾姿勢になります。すると腰だけでなく、常に子宮のツボが圧迫され、血液の流れを押さえつけてしまいます。
子宮の中は冷え、不妊の大きな原因となります。
(本書P92より引用)
妊活されている方は、つま先の細いヒールを履くのはやめたほうが賢明ですね。
さらに、婦人科系の疾患(不妊や子宮筋腫など)がある人は「かかと周りがガサガサ」している人が多いそうです。
かかと周りは「生殖腺のツボ」なので、カサカサしている人は要注意。子宮が弱っているというサインですよ。
経血量が減ってきたら【足もみ】で出す
排泄とは「尿・大便・呼吸・生理」です。生理は女性だけのもの。女性は男性より排泄がひとつ多いから、長生きするとも言われているのです。死ぬまであるのが理想だと考えてください。
(本書P94より引用)
「子宮筋腫を自然に治すには【生理のデトックス】を活用して子宮を整えること」で紹介しましたが、生理は月に1度、カラダの中にある老廃物をデトックスできるチャンスです。
子宮筋腫は「冷え」などで子宮に老廃物がたまることで発生するので、子宮筋腫を小さくするには、生理のデトックス時に【経血と共に子宮の老廃物を完全に出し切る】というのがポイントでした。
しかし… 経血量が減ってしまうとデトックスできる量も減ってしまうということですよね。
わたしは40代になってから経血量がだんだん減ってきて、子宮動脈塞栓術(UAE)を受けたらさらに減ってしまったので、経血量を増やすべく膝の内側を重点的にもみつぶしています。
これを知ったら「なるべく閉経の時期を遅らせたいし、できれば死ぬまで生理があったらいいな」と思ってしまいました。生理のデトックスはいつまでも活用したいものです。
プロの足つぼマッサージを受けるとさらに効果的
毎日40分も足つぼセルフケアをするのは、なかなか大変ですが、続けていると確実に体調がよくなって免疫力がアップしてくるのを実感できると思います。
時間がないときは5分でも大丈夫。とにかく毎日続けることが大切です。そして、ときどきプロの足つぼマッサージを受けるのが効果的ですよ。
なぜなら…セルフで足つぼマッサージをするときは、絶対に膝を曲げた状態でしかできないけど、人にマッサージをしてもらうときは、膝をまっすぐ伸ばした状態(寝ている状態)で受けることができるから。
膝を伸ばしている状態でマッサージを受けたほうが、足裏から腎臓まで一直線になるので老廃物が流れやすいそうです。
わたしは生理の終わりかけに中国式(台湾式でもOK)のめちゃんこ痛い足つぼに行ってますが、マッサージの直後に経血量が増えるので「やっぱり自分でやるよりデトックス効果はあるんだな」って思います。
「ホットペッパービューティー」のリラクサロンのページから「お近くのエリア 足つぼ」で検索してみてください。ホットペッパー限定のお得なコースがあったりします。
子宮筋腫がある人は、中国式足つぼで子宮のツボをグリグリされると手汗があふれ出すほど痛いと思いますが、痛いのは最初だけなのでガッツリ老廃物を流してもらってください!
ご興味ある方は、まずは本書を参考にしてセルフケアしてみてくださいね。
最近はエアリーフットを使ってます
(★2020年7月1日更新)最近はこちらの「porto エアリーフット」で足裏とふくらはぎをマッサージしています。
軽いのでベッドやソファの上に置いても使えるので便利です。ふくらはぎもエアーと振動で程よい強さで揉みほぐしてくれて(強にすると結構パワフル)、ほんの10分で足のむくみがスッキリ。
正直なところ足裏に関しては棒のほうが痛いですが、セルフが面倒なときはエアリーフットに頼ってます。足裏も痛気持ちよくて効いてる感はありますよ。
セルフマッサージがなかなか続かないという方には、こうゆうフットマッサージャーがあるとほんと便利です。スマホぽちぽちとか他のことをしながらマッサージできるので時間節約にもなります。